クイックの中で最も基本となるのがAクイックです。
ですが基本のわりにはテンポが速いため、初心者の方にはなかなか難しいと思います。
今回はそんなAクイックのやり方を丁寧に解説していきます。
Aクイックって何？
Aクイックとはセッターとセンターで行う、クイックと呼ばれるテンポの速い攻撃の中の一つです。
他のクイックとの違いは、自分たちから見てセンターがセッターのすぐ左隣で打つことです。
Aクイックのやり方
ではさっそくAクイックのやり方を解説していきます。
コツなども書いていますので、ぜひ参考にしてみてください！
レシーブが上がると同時に走り始める
Aクイックの理想的なタイミングはトスのあげ方にもよりますが、セッターがトスを上げるときにはスパイカーは空中で打つ準備（体勢）が整っている状態です。
基本的なレフトスパイク（オープンスパイク）がボールが上がってから助走することから見ても、早い助走が必要だということが分かります。
具体的な助走のタイミングとしては、基本的にはレシーブが上がる瞬間です。
ただ、レシーブが高く上がってしまった場合やレシーブ位置がコートの後ろ側だった場合、レシーブが乱れてセッターとセンターの距離が離れてしまった場合は、助走を少し遅くしてタイミングを合わせます。
セッターのすぐ左隣でジャンプする
センターがどこでジャンプするかは必ずセッターが基準です。
最初に言ったようにセンターはセッターの自分たちから見てすぐ左隣でジャンプするので、トスが乱れた場合でもセンターが移動してトスに合わせに行きましょう。
レシーブがネットから離れてしまった場合も同様です。
またジャンプするときはいつもより少しネットから離れたほうがいいです。
そうすることでボールを視界にとらえやすくなるので、打ちやすくなると思います。
打つ
最初から打つのはなかなか難しいと思います。
なぜならセッターのすぐ横で打つわけなので、トスを見る時間がほぼないです。
最初は練習を重ねてセッターとタイミングを合わせていくしかないと思います。
ただ、練習していると目が慣れてきて自然にボールが見えてくるのでそんなに不安に思う必要はないです。
セッターといかに息を合わせられるかだと思うので、いろいろ意見交換をしながら練習していくことをおすすめします。
まとめ
Aクイックで一番大切なのは先ほども言いましたが、セッターと息を合わせられるかどうかです。
もちろん助走のタイミングなどを合わせるのも重要ですが、攻撃が速い分二人の協調性が必要です。
Aクイックを打ちたいならセッターとの信頼関係も一緒に築き上げていきましょう。
最後まで読んでくださりありがとうございました！
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