ドライブ(ミート、以下ではドライブでまとめさせていただきます)がかからなくてスパイクやジャンプサーブがアウトになってしまう…。今回はそんな方のためにドライブをかけるコツやトレーニング方法を解説していきたいと思います。
そもそもドライブとは?
ドライブとは、ボールに前方向の回転をかけボールが下方向に落ちるようにする技術のことです。
こうすることでスパイクやジャンプサーブがコートに入りやすくなり、また威力も上がるのでレシーブしずらくなります。
ドライブをかけるのに重要なこと
ドライブをかけるのに重要なことは次の二つです。
- ボールに前回転をかける意識
- 手首の筋力を鍛える
ボールに前回転をかける意識
前回転をかける意識といわれても具体的にどうすればいいのかというと、ボールをこすり上げる感じで打ちます。
普通打つときは前にかける力のほうが大きいですが、こすり上げるように打つことで上方向にも力が加わり、ボールが前方向に回転するようになります。
前方向と上方向にかける力の割合がどれくらいなら一番回転がかかるかは、試してみてください。
個人的には半分半分ぐらいかなあと思います。
またこれはスパイクの時にドライブをかける方法で私の友人がやっていたのですが、体全体を使ってボールに回転をかける方法もあります。
具体的にどうするかというと、これはイメージ的な話になってしまうのですがボールが手にあたる瞬間に、ボールを体のほうに巻き込む感じで打ちます。すると体重をボールにのせられるので、より回転をかけられるというわけです。
なかなかうまくいかないという方は紹介した友人のやり方を取り入れてみてもいいと思います。
手首の筋肉を鍛えよう!
ドライブをかけられるようになりたいなら手首の筋肉強化は避けては通れません。しっかり鍛えて威力のあるスパイクを打てるようになりましょう!
鍛える方法1 壁打ち
これは大変オーソドックス方法ですが、壁打ちがいいと思います。
壁打ちとは壁に向かって相対するように立ち、まず地面にボールを打ちます。するとそのボールが壁に当たって返ってくるので、それをまた打ち返すというものです。
壁打ちがいいを思う理由としては、体育館で練習の合間にできますし、実際にボールを使ってやるので実戦に生かしやすいからです。
筋トレ方法2 おもりを使う
次におもりを使った筋トレ法を紹介します。
まずおもり(水の入ったペットボトルなど)をてのひらが上に向くようにもってください。
そしてそのまま手を上下に動かしてください。
基本的にはこれだけです。
負荷を増やしたいという方はおもりを重くするか、掌を下に向けてやってみるといいでしょう。
ただし重いものを数回するのではなく自分的に30回くらい連続でできる重さにしてください。
重いものを数回しても運動に使えるような筋肉は尽きませんし、何よりけがのもとになります。
筋トレ方法3 お風呂の中でトレーニング(冬限定)
これは私が中学のときに教わったトレーニング方法です。
湯舟につかって、まずそのなかでトレーニングしたいほうの手首をそれとは反対側の手でつかんで固定します。
あとはひたすら手のひらを素早く上下させるだけです。
湯船のなかで行うことで水が抵抗力となり、トレーニングを行うことができます。
ただ、今まで紹介してきたものよりも負荷が劣るため、素早く行うのがコツです。
簡単なので皆さんもぜひやってみてくださいね。
まとめ
ドライブがかけられるようになると決定力が増します。
ボールを打ってもなかなか決まらないという方はぜひやってみてください。
あなたの得点力アップがチームの勝利につながりますので頑張って練習しましょう!
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